[インタビュー]美容室の価格競争体質を打破するサブスクリプション「MEZON」、9割を超す継続率の秘密

一番実感するのが、お客様からの「MEZONをやっていてよかった」という声です。
MEZONではお客様とLINEを通したコミュニケーションをしているのですが、距離が近いためか、ユーザーさんから頻繁に感想をいただきます。
「今日のデートがうまくいきました」「今日も楽しい一日が過ごせました」などの声が集まっています。

お客様にはサービス側とものすごく距離が近いとよく言われます。

MEZONでは、サロンに行ったあとの満足度をLINEでアンケートをとっています。
このアンケート以外でも、コメントを丁寧に書いてくださるユーザーさんも多いです。

LINEでのコミュニケーションで距離が縮まり、チケットプランから定額制に乗り換えるお客様もいます。

 

- サロンさんからの声はありますか?

サロンさんからも「お客様の質が非常に高いです」という声をいただいています。
MEZONのユーザーさんはこだわりも強く、意識も高いので、サロンできちんとコミュニケーションをとっていくことで、通常カット・カラーや、シャンプーやトリートメントなどの販売に繋がり、引き上げに繋がっているようです。

 

- MEZONの運営で苦労されている点はありますか?

苦労というよりも、これはチャレンジになるのですが、いかにシャンプー・ブローなどでサロンに通う文化を浸透させるかを考えています。

 

サロンの価格競争の課題解決のためのMEZON

- 美容業界の課題はどこにあると感じていますか?

課題はたくさんあると考えているのですが、価格競争になってしまっている部分があると思っています。
カット・カラー・パーマにサービスを限って提供している限り、お客様の取り合いになってしまっているのではないかと思います。
価格勝負である限り、お客様は安いサロンをぐるぐる回遊してしまうんです。

そういう意味では、美容師さんの役割がカット・カラー・パーマに限定されていることが本質的な課題だと感じています。
極端な話、美容師さんの中にはメイクもできる方もいらっしゃいます。
提供できるメニューを増やすことで、パイの取り合いではなく新しい市場を作っていくことが出来ると思うのです。

MEZONがそこに対して、シャンプー・ブローやヘアケアといったサービスを提供していくことで、美容師さんの新しい価値を作り出していけるのではないかと考えています。
サブメニューにかかわらず、伸びしろはまだまだあると思います。
髪色が変わればファッションも変えたくなるニーズが出てくる可能性もあります。

MEZONに参加してくれたサロンさんの中にも「本当にサブメニューにニーズがあるの?」と半信半疑のところもあったんですが、サービスインしてみたら「本当にニーズがあったんだね」と言ってくれています。

サロンさん自身も気づかなかった、あるいは気づけなかったニーズというのはまだまだあると思います。

 

- 今後の展開は?

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杉山拓也
大手SIerを経て、ベンチャー企業にて複数のB2Bメディアを立ち上げる。 その後アプリマーケティング会社を立ち上げ、500以上のアプリマーケティングを支援。サブスクリプション型のビジネスを通して継続的にユーザーとコミュニケーションする重要性を体感する。 サブスクリプションマガジン編集長。