[インタビュー]美容室の価格競争体質を打破するサブスクリプション「MEZON」、9割を超す継続率の秘密

どういう方が来られるかが重要なのですが、MEZONのお客様はヘアケアやシャンプー・ブローのためにサロンに通いたいと考えているお客様なので、可処分所得が高く、身だしなみを意識している方が多いので、サロンさんからはクーポンアプリなどの他の媒体さんでは出会えない層が来店してくれると言ってもらえています。

一言で言うと、質の高いお客様との接点が持てることがサロンさんから見たMEZONのメリットでもあると思っています。

クーポン系媒体でサロンさんが集客して売上を上げているのは事実だと思っています。
私達はクーポンアプリがライバルとは思っていなくて、むしろ共存できると考えています。
クーポン系媒体は集客力があるので、新規のお客様は相当獲得できていると思います。
よくサロンさんからクーポン系の媒体は「新規のお客様は来るけど、リピートにつながらない」と聞きます。

それはクーポンの設計にあると思っていて、安ければいいと思っているお客様がサロンを回遊しているという状況が発生している状況だったりします。

MEZONの提携先美容室の一部

MEZONでは独自の審査を通して美容室を厳選、顧客満足につなげている

 

メリットの2つ目につながるのですが、MEZONの場合サブスクリプションという定額制になっているので、お客様は一回で終わりではないんです。

何ヶ月も継続して来店してくださいます。
カットやカラーと違って、シャンプー・ブローの場合、来店周期が早いというのも特長です。

お客様の接点を毎日や、月数回持てるので、サロンさんはお客様について深く理解してお付き合いすることができます。
お客様と深いつながりが出来るとどうなるかというと、引き上げにつながるんです。
今回はシャンプー・ブローなどのサブメニューでも、次はカットやカラーの利用など。
MEZON以外での収益化にもつながる、というのもメリットの一つになると思います。

いくら身だしなみに意識が高いお客様でも、初めて行くサロンさんでカットやカラーをするのは勇気がいるものです。
お客様にとって初めての美容師さんにカットやカラーを任せるというのはハードルが高いんです。

一方でMEZONの場合、シャンプー・ブローやトリートメント、ヘッドスパなどで何度も通って、美容師さんとの関係が深まってきたところで「この人にカットをお願いしてみようかな」と、自然に思っていただける。
それが新しい集客のあり方なのかな、と思います。

3つ目のメリットとしては、サロンさんが空いている時間帯や、空いている人材、例えばこれから集客を伸ばそうと考えている新人スタイリストさんの売上を、ヘアケア、シャンプー・ブローで収益化できることが挙げられます。

サロンさんは、土日などがお客様の集まりやすい時間帯ですが、MEZONのお客様は平日14時~18時の間の利用が多いんです。
お客様は仕事の合間や、仕事が終わって次の予定に行く前にサロンに寄っていかれます。
つまり、サロンさんの空いている時間にお客様が来店していただける、さらにはそこで売上が発生するというのもメリットになります。

これら3つのメリットがあるので、サロンさんからすると断る理由がないんです。

 

サブスクは一つの手段、顧客にお得と思ってもらえることが重要

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杉山拓也
大手SIerを経て、ベンチャー企業にて複数のB2Bメディアを立ち上げる。 その後アプリマーケティング会社を立ち上げ、500以上のアプリマーケティングを支援。サブスクリプション型のビジネスを通して継続的にユーザーとコミュニケーションする重要性を体感する。 サブスクリプションマガジン編集長。