解約率たった3%!おもちゃのサブスク「トイサブ!」インタビュー

 

- サブスクリプションというモデルは当初から頭にあったんですか?

私が親だったらどういうのがいいかなと思った時に、買い切りでモノが増えるのが嫌だなというのがありました。

また当時、Huluを契約していたんですが、気づけば継続でお金を払っていたという経験がありました。

一定以上のメリットがあれば、お金を毎月支払うことへの心理的なハードルもないんだなと思ったので、買う側の精神的な負担が下がるんじゃないかと考えました。

 

一人でのスタートから今ではおもちゃ8400個が流通

- 創業時はスモールスタートしたとのことですが

最初は、私一人ではじめたんです。
まだプランも今のように整っていない状態でした。

発送も自分で、自宅でやっていたので、家の階段を使って作業していました。

お客さんも増えてきて、ユーザーが30名を超えるくらいから、人を増やして3名でトイサブ!を運営するようになりました。

今はパートさんが21人、業務委託が3名という体制になっています。

創業時30個から始まったおもちゃの在庫は8,500個まで増えました。
今は独自開発のバックエンドのシステムも整えて運用しています。

 

トイサブ!のの生命線はプランシートと顧客データ

- トイサブ!のビジネスで重要なポイントになっていることはありますか?

プランシートの中におもちゃの遊び方の解説が書いてあって、それを同梱しています。

・概要
・各おもちゃの遊び方
・注意事項
・返却チェックリスト
・アンケート

何歳何ヶ月の子どもがレンタルしている2ヶ月の間、遊んだのか、あるいは遊ばなかったのか、継続したいと思ったのか、買いたいと思ったのかというデータを蓄積しています。

「トイサブ!」でおもちゃとともに同梱されるプランシート

トイサブ!では顧客ごとにおもちゃの使い方などをまとめたプランシートを同梱している

サブスクマガジン 編集部
サブスクマガジン編集部では、サブスクビジネスに関する日々のニュースやインタビュー記事など、企業がサブスクリプションビジネスに取り組む際に役立つ情報をお届けしています。