解約率たった3%!おもちゃのサブスク「トイサブ!」インタビュー

- トイサブ!の課題はありますか?

事業を立てる上で3つの課題があります。

1つは仕入の部分で、売上原価をどう下げるか?

2つ目は物流。今はヤマトで発送しているが、なかなか物流コストが下がらない。

最後はファイナンスの部分。

短期的にユーザーが増えれば増えるほど赤字になるという仕入れ型サブスクリプションモデル特有の悩みがあります。

銀行にサブスクリプションモデルの構造というのを理解してもらいにくいんです。
顧客が増えているので、仕入れて売ればすぐ黒字になるよね、という考え方をまだされてしまいます。

 

- トイサブ!をはじめてみてよかったことはありますか?

率直に、日本全国のお子さんに遊んでもらえていることが嬉しいですね。
ユーザーのお子さんが「このおもちゃはおもちゃの王国に帰るんでしょ」と言ったりしているそうで、その王国を私が運営しているというのが喜びです。

あまり目立つサービスではありませんが、ユーザーのお子さんに貢献できている実感が強くあります。

トイサブ!がなくなってしまうと困る、というユーザーさんが1200人もいると思うと、事業をやっていてよかったなと思います。

 

- 最後に、今後の展開について聞かせてください

トイサブ!とトイサブ!プラスは地道に国内でも頑張っていきます。

来年には台湾に進出することも決まっているので、台湾のマーケットにもトイサブ!を広げていきます。
さらにその後、中国市場も狙っていくつもりです。

仕入れのモデルも共存しながら、自社でのおもちゃ製造も開始することを考えています。

自社製造によって利益率が上がるというメリットもありますし、さらにその頃には今よりもさらにデータが集まっているので、何歳何ヶ月にはどんなおもちゃが適しているか?が見えている状態。

そのデータを活かして、独自におもちゃを製造できると考えています。

ユーザー数は5年間で10万人を目標にしています。

5年間で10万人を目指すためには、今から4~5倍の成長を続けていく必要があって、今年度の目標4000人なのですが、今から3.5倍のジャンプアップをする必要があります。

これまではメディアの取材などで自然増加していましたが、今後は積極的にマーケティング活動を行っていくつもりです。

おもちゃのサブスクリプションの認知を上げないといけないと思っているので、そこからスタートです。

- ありがとうございました

杉山拓也
大手SIerを経て、ベンチャー企業にて複数のB2Bメディアを立ち上げる。 その後アプリマーケティング会社を立ち上げ、500以上のアプリマーケティングを支援。サブスクリプション型のビジネスを通して継続的にユーザーとコミュニケーションする重要性を体感する。 サブスクリプションマガジン編集長。