[インタビュー]サブスクは甘くない、家具業界の革命に挑戦する『サブスクライフ』

 

- サブスクライフを利用するユーザー層はどういった方が多いのでしょうか

これは、今のところ本当にバラバラです。
年齢も地域もバラバラです。

例えるなら、ZARAやH&Mなどのブランドを購入している層もバラバラだと思うんです。
あらゆる層が買っているという状況だと思います。
ペルソナが仮にあったとしても、実際のところは顧客層はかなり幅広いのではないでしょうか。

サブスクライフにも同じ事が起こっていると思っています。
家具は、どこの家にも必要なものです。
なので、特定の層だけがサブスクライフを利用しているということはないようなんです。

契約いただいている法人についても、ベンチャー企業から大手まで、会社規模は様々でした。
地域も、都内中心かと思っていたのですが、北海道から沖縄まで日本全国から申し込みがあります。

 

サブスクビジネスは顧客のための仕組み。そんなに甘くはない

 

- サブスクライフを初めてみてよかったことはありますか

これはやはり、デザイン性・機能性に優れた家具を買いたいと思っていたのに、安い家具で仕方なく我慢していたという人に解決策を提示できたことに尽きると思います。
サブスクライフを使うことによって、ちょっといい家具をお手軽な値段で使い始めることができる。
そこがサブスクライフの価値だと思います。

利用者からも高い評価を頂いています。
「引っ越す予定だったので、3ヶ月だけ借りたかったので助かった」
「質の高い家具を手頃な価格で使うことができた」
など、満足度は非常に高いです。

 

- サブスクリプションモデルをとってよかったことはありますか

ソフトウェアのサブスクリプションなら単純にユーザーが増えていけば利益も積み上がるかも知れませんが、モノのサブスクリプションは慎重な経営が必要です。
そう甘い世界ではありません。
製造でも仕入れでも、コストがかかる。

ユーザー視点で見ればメリットが大きいモデルですが、事業者側から見ればリスクが大きいビジネスでもあると思います。
なので、サブスクリプションはあくまでユーザーさんのため。
事業者側はそのためにリスクをとって、サブスクリプション形式を選択する、という考え方だと思っています。

サブスクマガジン 編集部
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