どのメーカーの商品がお客さんから評判で、どのメーカーの商品がお客さんから評判ではないかがわかるので、これをもとにメーカーとの会話もできます。
メーカーとしては、なんでこのおもちゃは適齢の月齢に与えているのに、遊ばないのか?といった情報は直接とることができないので、トイサブ!が窓口となって、メーカーへのフィードバックを行うんです。
そうすることで、製品開発にも活かすことができます。
これは、仕入れ型のサブスクのいいところで、メーカーにフィードバックを送ってコミュニケーションが図れる。
買い切り型のECモールのレビューと違って、実際に子どもが遊び終わったあとの信用できる評価情報になるので、他社ではとれない情報になっています。
同梱するシートで、トイサブ!のプランを作る担当も「この子はこういうおもちゃがいい」など、個別のプランを立てるのに役立てています。
おもちゃには社内的に5段階の評価をつけ、平均評価もおもちゃのプランニングに加味しています。
おしなべて平均評価が低い(2.5以下)おもちゃについては、仕入れないなどの対応もしています。
平均評価3.5以上は評価が高いおもちゃで、比較的どんな子どもも遊んでくれます。
我々のサブスクのコアの部分はこのプランシートを通したコミュニケーションで、顧客満足度を上げる生命線でもあります。
- データの蓄積というお話が出ましたが、独自のデータベースを構築していらっしゃるんでしょうか
今、プランナーが4名でおもちゃのプランニングを行っているんですが、将来的には属人を脱してシステム化していきたいと考えています。
今はまだその子に合ったおもちゃ選びはプランナーがやっているんですよ。
お子さんの情報はユーザーが書いたテキストベースで収集しています。
それを数値化していくことで、どういった子がどのようなおもちゃがいいのかシステムで判断できると考えています。
年齢別月齢別でできることが違っていて、さらに子どもによってもできることが変わってきます。
申込時、アンケートで申込者のお子さんがどういったことができるのか?を入力する画面を用意して、初期情報を収集します。
0歳児はどんどんできることが変わっていくのと、できる・できない、の判断が難しい項目もあるので、質問の精度を上げること、頻度を上げることで、常に情報を集めていくようにしていきます。
なるべくユーザーさんが書く文言よりも、定型的にとれる形に今後変更を加えていくつもりです。
- トイサブ!会員は堅調に増加しているとのことですが