お菓子のサブスクリプションBOXを運営する株式会社スナックミーが、サブスクリプション(および定期購入)BOXに関する調査を発表しました。
調査の対象となったのは20代~40代の女性で、過去1年間にサブスクリプションBOXを利用したことのある306名。
サブスクリプションBOXの認知は意外と古く、3年以上前から認知していたユーザーが37%と多い結果となりました。
半年以内にサブスクリプションBOXを認知したユーザーは16%、1年以内に認知したユーザーが14%と、直近1年で認知が拡大。
また、一人あたりのサブスクリプションBOXの月間利用数は2、3個と回答したユーザーが43.2%と最も多く、利用金額の合計は3,000円以上が6割を超す結果に。
利用期間も長く、半年以上契約するユーザーが70%以上存在しています。
逆に1ヶ月程度で早期離脱してしまうユーザーは6%存在しているようです。
利用したことのあるサービスカテゴリは、健康食品やダイエット食品・化粧品やシャンプー・日用品という旧来から存在していた定期購入が圧倒的多数をしめており、次いでレシピ付き食材、本や雑誌、菓子といった順になっています。
利用理由については、健康食品・ダイエット食品の場合「割引価格で購入できる」「無料で試せた」といった理由が高かったほか、「買い忘れがなくなる」「自分で選ばなくていい」といった利便性をメリットと感じている傾向が。
一方で化粧品やシャンプーについては、価格よりも「毎月の楽しみになる」「自分の知らない新しい商品と出会える」という理由が目立ったほか、健康食品などと同様に「自分で選ばなくていい」という利便性をメリットと感じているようです。
野菜のカテゴリでは、この傾向が強くなり「自分の知らない新しい商品と出会える」が60%を占める形に。
菓子については、「毎月の楽しみになる」「自分で選ばなくていい」といったメリットを強く感じているようです。
全体を通してBOX型のサブスクリプションにおいては「自分で選ばなくていい」というメリットが理由として挙げられることが多そうです。
サブスクBOXの改善点としては、「解約が面倒」が18%と最も多く、次いで「好みとは異なるものが届く」が13%。
解約のしやすさに対する不満が高いことが分かりました。
また、離脱の理由ともなり得る「好みとは異なるものが届く」については、今後さらにマッチング精度を上げていく必要がありそうです。