みずほリースが有機野菜生産者向け農機サブスクサービスを提供開始

みずほリース株式会社は、有機農業に取り組む生産者向けに、農機のサブスクリプションサービスの提供を開始しました。

有機野菜の新規就農者や有機転換を検討する農業従事者にとって、生産技術、物流機能、販路の問題などが非常に高い参入障壁になっているのが現状です。こうした悩みや課題を解決すべく、五十鈴ビジネスサポート株式会社は、従来、生産者が直接、個別に配送していた有機野菜物流を、複数の生産者を取り纏め、産地から大型トラックやフェリーを活用した集約物流スキームに変更することで、物流面から有機野菜の普及拡大への取り組みを推進しています。

みずほリースはこうした取り組みに賛同し、生産者向けに農機のサブスクリプションサービスの提供を開始しました。本サブスクリプションサービスは、必要な農機を生産者間でシェアリングし、また、請求料金を利用量に応じた従量制とすることで、利用者の負担軽減を図っています。

新規就農者や有機転換を検討する農業従事者は、本サービスを活用することで対象資産について初期投資を抑えることができ、その他必要な投資に資金を振り向けることが可能となります。また、農機の保管やメンテナンスの手間からも解放されることから、より一層生産活動に専念することを可能にしました。

サブスクマガジン 編集部
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