一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会は1月23日、設立発表会を開催しました。
同振興会は、サブスクリプションビジネスの普及を目的として2018年12月に設立。
今回、メディア各社およびサブスクリプションビジネスに興味・関心のある企業を対象とした発表イベントとして理事からの協会の趣旨の発表、今後の展開などが語られました。
代表理事にはテモナ株式会社佐川氏が就任。
「現状の国内マーケットを見てもサブスクリプションに関わっている事業者は2割程度、一方でフロー型のビジネスを行っている事業者が8割以上を占める。この2割の先行者のナレッジをこれからサブスクリプションビジネスに取り組みたい事業者と共有していきたい。また、国内にサブスクリプションビジネスのナレッジを蓄積するような仕組みが存在していないので、先行している2割の事業者のナレッジの蓄積・共有を通して、すでにサブスクリプションを実施している事業者のさらなる成長にも寄与したい。」と語りました。
会見で佐川氏は、「自社の商材ではサブスクリプションビジネスに出来ないと考える事業者は多いが、それは情報や事例が無いために、思い込んでいる可能性がある。」とした上で、
「景気が低迷した局面こそ、サブスクリプションモデルの継続した収益が強くなる。今後の景気情勢を考えると、サブスクに取り組む企業は拡大していく。」と、今後の見通しを述べました。
現在の会員数は100名、3月末までに300名まで拡大する予定。
会員の業種はEC系が3割、SaaS系・BtoBビジネスが3割、飲食店や学習塾など実店舗系が3割となっているとのこと。
参考:一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会
https://subscription-japan.com/