だからサブスクは失敗する〜2020年生き残るサブスクの条件〜

ー2020年、サブスク事業者に向けたメッセージをお願いします

 

 2020年はやっぱりこの流れがまだ続いて、新たにサブスクに参入する事業者さん増えると思うんですよ。その背景には増税というのもありますし、やっぱりオリンピック後の景気の不透明感のがあるじゃないですか。不透明になればなるほど堅実なビジネスモデルをやりたくなるのは経営者にとって当然だと思うので、そういう要因があってサブスクに参入する事業者さんはもっと増えてくると考えています。

 同時に、さっき言った3つのよくないサブスクをやってしまう事業者さんもやっぱり増えてしまうと思うので、できるだけ上述した3つのケースにはまらないように、サブスクをやっていただきたいと思います。

 そういう意味ではやっぱりこの2020年っていうのは、顧客に真の価値を提供できていないサブスクは淘汰されて、本物だけが残る1年になるでしょうし、価値を提供していないサブスクばかりになってしまって、「サブスクってやっぱり結局儲からないよね」「クーポンと同じだったね」と、悪い流れができてしまうのはなんとしても避けたいですね。

 

 そういう意味でこのタイミングでこの3つのあのダメなサブスクというか、うまくいかない典型例っていうのを公開することで、地雷を踏む会社さんが1社でも減ればなと思っています。本当に顧客に価値を提供できるサブスクをやる事業者さんが1社でも増えて、2019年よりもっともっとサブスクが盛り上がって、いい形で、うまくいく事業者さんが増えればなと。

日本サブスクリプションビジネス振興会佐川氏

 

ー そういう意味では早めに専門家に相談をしたり、確かめたりすることは非常に重要ということですね

 

 ビジネスの継続というのは本質的なことなので。顧客が誰か、その顧客の何を解決するのか、といった本質を外してると結局物事ってうまくいかないんです。サブスクのセンターピンみたいなものです。

もし、ご興味あれば、サブスクリプションビジネス振興会に来てください。

 

ー 情報と学び場を提供している場ですね
  ありがとうございます

 

参考:日本サブスクリプションビジネス振興会 https://subscription-japan.com/

サブスクビジネスにはサブスクストア 

吉澤 哉
プロデューサー、プランナーとして商品のブランド化・ファンの獲得を目的に各種ブランドサイトを構築。サイト制作だけでなく、イベントのプランニングを多数実施。 大手ECサイトの総合ディレクションやUI改善を担当。 イベントのノウハウで、常にリアルマーケティングを意識した制作をするプロデューサーとして支持される。 テモナ株式会社 PR担当