人気店から学ぶ!日本酒のサブスクリプション成功事例5選

基本的に頒布会コースは、あらかじめお届けする銘柄を商品ページ上で公開し、各月で告知通りの銘柄をお届けする手法が多いですが、sakelifeは違います。日本酒のプロである「コンシェルジェ」と呼ばれる方が、お客様の好みに合わせて、毎月旬なお酒を届けてくれます。

 

これぞ、サブスクリプションコマースと頒布会の融合ですね。海外のサブスクリプションコマースに近く、商品が届くまでワクワク感があり、感動が大きいのが特徴です。試飲イベントなどの施策も功を奏し、ローンチして5年が経った現在も運営は順調のようです。

 

KURAND

KURAND

KURANDは、全国各地の蔵元から仕入れたおすすめの日本酒が、毎月届くサービスです。

 

運営元のリカー・イノベーション株式会社は2013年に設立され、いわゆる老舗酒店ではありません。しかし、まだ表舞台に出ていない、美味しい日本酒を届けることをモットーとしており、「新しい日本酒を発見したい!」という通の人にはたまらないサービスかもしれません。

 

実店舗も運営しており、入会したお客様向けに特別イベントを開催するなど、購入したお客様のアフターフォローが手厚いのも特徴です。

地酒のリエゾン

地酒のリエゾン

地酒のリエゾンは、日本酒だけではなく様々なお酒を取り扱うECサイトです。

 

「日本名門酒会全国大会」で優勝するほどの名門店であり、ファンからの信頼は厚いです。「女子会向けの日本酒」など、新しい価値の提案も行なっています。

頒布会コースの課題

様々な酒店がECサイト上で頒布会コースに取り組んでいますが、課題もあります。

課題1.「初回に支払う金額が高い」

初回に支払う金額が高い

頒布会コースは、商品ページ上で「全○回」とあらかじめ回数を伝えておき、初回注文時に、全回数分の金額を一括で支払ってもらうケースが一般的です。そのため、一ヶ月あたりの金額が安くても、お客様は最初に数ヶ月分を一気にまとめて支払わなければならず、いわゆる「価格の心理的ハードル」があります。これだと、日本酒初心者の人は手が出しづらいですよね。

 

今回紹介した「sakelife」、「KURAND CLUB」は、毎月継続課金のため、「sakelife」は月々3,240円、「KURAND CLUB」は月々2,780円から始められます。最初からまとめて払う必要がありません。これなら初心者の人でも安心ですね。
弊社システム「たまごサブスクリプション」も、まとめ売りではなく、毎月継続課金のシステムで頒布会コースを販売することが可能です。

課題2.「途中で解約ができない」

途中で解約ができない

初回に全回数分の金額をまとめて支払うシステムだと、一般的に途中解約・返金の制度はありません。しかし、お客様からすると「高い金額を出して、失敗したらもったいないな」という不安がありますよね。そのため、途中の解約・休止制度はニーズがあります。手間や損失を考えても、お客様ファーストを考えるなら、受け入れた方が良いでしょう。

 

サブスクマガジン編集部
サブスクマガジン編集部は、日々サブスクリプションビジネスに役立つ情報を発信しています。