人気店から学ぶ!日本酒のサブスクリプション成功事例5選

 

先ほど説明した通り、サブスクリプションコマースは、「お客様の好み」に合わせて毎回異なる商品を届ける定期通販です。
それに比べて、頒布会は、「旬」や「おすすめ」で、異なる商品を届ける手法です。サブスクリプションコマースのように、お客様の好みまでは分析しませんが、「毎回異なる商品を届ける」という点は一緒ですよね。

サブスクリプションと頒布会の違い

 

昔、頒布会は、酒通の人が老舗酒店の店長と親しくなって入会しないと申し込むことができず、お客様にとっては敷居の高いものでした。
しかし、現在ではECの発展により、インターネットを通して手軽に申し込むことができます。ここにきて、頒布会販売がとても盛んになっています。後ほど紹介しますが、サブスクリプションコマースと頒布会を融合した定期通販もあります。

 

今回は、2016年-2017年冬に販売されていた日本酒頒布会の事例を紹介し、頒布会のトレンド・課題を説明します。実店舗からECへ参入を検討されている事業者様は是非参考にしてください。

 

日本酒頒布会 人気サイト5選

頒布会を行っている日本酒のECサイトは数多く存在します。
今回は5つの人気サイト「sakelife」「KURAND CLUB」「木川屋」「鈴木三河屋」「地酒のリエゾン」を紹介します。
EC事業者なら気になる、「送料無料の有無」や「価格」などは下記をご覧ください。

日本酒サブスクリプションの比較

日本酒サブスクリプションの比較2

日本酒サブスクリプションの比較3

 

木川屋

木川屋

山形県にある地酒専門店の木川屋は、1996年にECサイトをオープンした老舗です。木川屋の頒布会は、根強いファンがいて、今シーズンで通算39回目を迎えます。
木川屋のサイトには、1996年から現在に至るまで、何と20年間に及ぶ「お客様の声」を掲載されています。実際にサイトを見ると、頒布会を楽しみにしている声が多々書き込まれていました。

鈴木三河屋

鈴木三河屋

東京都港区にある、創業1898年の鈴木三河屋も、頒布会コースが今シーズンで通算37回目を迎えます。

 

老舗で信頼を勝ち取った酒店は、「あの店がおすすめするのだから間違いない!」と思わせることができます。そのため、頒布会コースが他社との差別化にもなります。

sakelife

sakelife

サブスクマガジン編集部
サブスクマガジン編集部は、日々サブスクリプションビジネスに役立つ情報を発信しています。