朝ごはんが毎日届く!韓国のサブスクリプションサービス「AM FOOD」

実際の献立は各メニューごとに日替わりで組まれており、サイト上から1か月先のメニューを確認することができます。
家を空ける日には事前にカスタマーセンターに停止希望日を連絡しておけば、スキップも可能です。

では、この「AM FOOD」のサービスのポイントも詳しく解説していきます。

 

韓国だからこそマッチする?

食事の宅配サービスはいわゆる「出前」ですが、朝から出前?と疑問に思った方もいるかもしれません。
実は韓国は出前天国。韓流ドラマでもよく出前をとっているシーンが登場します。

韓国では食事だけでなく、スーパーなどでの購入品をオートバイで配送する配達サービス「ペダル」が非常に発達しており、それに合わせて各出前サービスの取り扱うメニューの種類・時間帯や配送地域・決済方法も多様化してきています。

気軽に出前を習慣が根付いているため、朝食の宅配サービスもユーザーとしてはあまり違和感はないのかもしれません。

 

配送モデルのベースにあるのは「牛乳販売」

「AM FOOD」ではソウル市内であれば毎朝深夜0時~7時の間で玄関先まで料理を届けてくれます。
早朝ということもあり、配達時には玄関ベルは鳴らさず、保冷袋に入ったまま玄関先にかけておいてくれます。

この配送方法はまさに「牛乳配達」と同じ。
契約しておけば受け取りの手間もなく、家の前まで毎日配達してくれるので、非常に便利です。毎日のメニューに飽きさえこなければ、継続率も高まりそうです。

 

口コミでのサービス制度を導入

「AM FOOD」ではメニュー紹介のページに口コミの表示機能を導入しています。
この口コミを書くと、そのユーザーには1食分がサービスされる仕組みになっています。

口コミの内容自体はあまり濃いものではありませんが、サービスの良さをユーザー目線で知ることができるため、新規ユーザーに対してはサービスへの安心感を訴求することができます。
「AM FOOD」ではメニュー紹介のページに口コミの表示機能を導入

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回紹介した事例のポイントは以下3点です。

  • 文化にあわせたサービス設計
  • 効率的な配送モデル
  • 口コミ施策

ぜひ参考にしてみてください。

サブスクマガジン編集部
サブスクマガジン編集部は、日々サブスクリプションビジネスに役立つ情報を発信しています。