サブスクの普及目指し日本サブスクリプションビジネス振興会が発足

2018年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会(以下サブスク振興会)が発足しました。
サブスク振興会は、売上が安定するストック型のサブスクリプションビジネスを日本国内に振興することを目的とした一般社団法人。

一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会

会長にはテモナ株式会社の佐川隼人氏が就任し、理事には株式会社エアークローゼット 代表取締役社長 兼 CEO 天沼聰氏、東海大学総合社会科学研究所Eコマースユニット 客員准教授 小嵜秀信氏、株式会社ネオキャリア 代表取締役 西澤亮一氏、株式会社富士山マガジンサービス 代表取締役社長 西野伸一郎氏、株式会社ファインドスター 代表取締役社長 渡邊敦彦氏が就任しています。

サブスク振興会の活動内容としては以下を予定。
・毎月開催の月例勉強会
・業界トップランナーによる講演
・会員同士のワークショップ
・大規模イベントの開催
・国内外のサブスク事業者視察会
・賀詞交歓会・夕涼み会・忘年会

サブスクのノウハウ・事例・情報を振興会を通じて提供

サブスクリプションビジネスは、顧客数・顧客単価・契約期間の3軸で経営状態が把握できます。
そのため、計画も立てやすく業績の上下動も比較的緩やかなことが特徴。
経営者も過度なストレスを抱えにくいといわれています。

サブスク振興会は、サブスクリプションビジネスを日本のマーケットに浸透させるために、サブスクのノウハウ・事例・情報などを提供していくとしています。

会長の佐川氏は、過去10年以上労働集約型のシステムの受託開発事業を営む中、事業拡大につれ属人化、利益率の低下、受注失注による業績の急変動といった経験をしてきました。

そうした中、サブスクリプションビジネスに出会い、事業を転換。
顧客が増加し、損益分岐を超えると毎月継続的に収益が上がるようになったことで、計画投資しやすく、銀行や投資家からの評価も上昇し、2017年には上場を果たしたとのこと。

こうしたサブスクリプションビジネスを世の中に広めたいという思いでサブスク振興会を設立。
今後は10年以上に渡って蓄積してきたサブスクリプションの情報・事例・ノウハウを惜しみなく提供することで恩返しをしていきたいと語っています。

1月23日に設立記念パーティを開催

サブスク振興会は、設立を記念して2019年1月23日に設立記念パーティーを開催すると発表しました。
会場はグランドハイアット東京(東京都港区六本木6-10-3)。

サブスクマガジン編集部
サブスクマガジン編集部は、日々サブスクリプションビジネスに役立つ情報を発信しています。