コーヒーのサブスクリプション『CAFE PASS』広がるコーヒー定額制

コーヒーが毎月30杯、好きなカフェで飲めるサブスクリプションサービス『CAFE PASS』。
12月17日にコーヒーのライフスタイルサイト『Cafend』との提携を発表しました。

『CAFE PASS』を運営するのは株式会社Some Sky。
同社は2018年4月2日からコーヒー定額制のサービスを開始しました。

サービス開始前、クラウドファンディングサイト『Makuake』でテストサービスを開始。
329万円を集めました。

提携するカフェで月30杯までコーヒー飲み放題

『CAFE PASS』の提供するサブスクリプションのメニューは2種類。
一ヶ月30杯までコーヒーが飲める月額4,860円の『CAFE PASS・30CUPS』と、一ヶ月3杯までコーヒーが飲める月額900円の『CAFE PASS・LIGHT』を用意しています。

カフェの定額制メニュー

メインのコースは『CAFE PASS・30CUPS』ですが、エントリーコースとして安価な『CAFE PASS・LIGHT』を用意しています。
『CAFE PASS・LIGHT』は初月無料ということで、新規顧客の敷居をさらに下げる仕組みが取り入れられています。

『CAFE PASS・30CUPS』なら1杯あたり162円でコーヒーが飲み放題。
通勤途中に提携するカフェがあれば、毎朝のコーヒーが助かりそうです。
また、30分時間をあければ1日に何杯でも飲めるのも特徴です。

サブスクリプションプランへの登録は、Facebookアカウントと連携し、必要事項を入力。
このときにクレジットカード情報なども一緒に登録します。
初月無料の『CAFE PASS LIGHT』でもクレジットカードが必要です。

サブスクリプションに加盟するカフェのメリット

この『CAFE PASS』に加盟するカフェ店舗のメリットはどんなところにあるのでしょう。
少し面白いのが、月額定額制でなおかつ1杯162円で飲めるのに、注文されたドリンクの料金全額が『CAFE PASS』からカフェに支払われます。

例えば450円のコーヒーであれば、全額の450円がカフェに支払われることになるので、定額制といってもお店から見ると通常の顧客と同じ売上が立つことになります。

また、期間限定としていますが、サブスクリプションサービスへの店舗の加盟は初期・月額無料。
これについては、将来的に登録の初期費用と月額費用を店舗が『CAFE PASS』側へ支払う仕組みになりそうです。

サブスクリプションビジネス全般に言える、顧客との継続的なつながりを店舗が持てることもメリットです。
さらには、加盟店を回遊する顧客が生まれるので、新規顧客の開拓も狙えるとしています。

カフェのサブスクリプションが生まれた背景

同社によれば、日本のカフェ・喫茶店の店舗数は1981年をピークに減少を続けているそう。
特に、大手チェーン店を除いた個人のカフェや喫茶店の減少が目立っているようです。

カフェ数の減少とコーヒー消費量の増加

出典:同社プレスリリース(出典元は経営組織別喫茶店数の推移が総務省統計局、国内コーヒー消費量が全日本コーヒー協会)

 

コーヒーの消費量はこれとは逆に増えている傾向にあります。
理由は昨今話題になっているサードウェーブコーヒーという、豆や焙煎、淹れ方やラテアートなどに凝ったコーヒーブームや、安価で手軽なコンビニコーヒーの浸透が挙げられます。

同社は増加しているコーヒー消費量と、減少し続ける喫茶店やカフェのギャップを埋めるためにサービスを開始しました。

加盟している店舗は12月現在で東京都138件。
その他神奈川県16件、埼玉県15件、愛知県26件、大阪府8件と順次拡大しているようです。

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杉山拓也
大手SIerを経て、ベンチャー企業にて複数のB2Bメディアを立ち上げる。 その後アプリマーケティング会社を立ち上げ、500以上のアプリマーケティングを支援。サブスクリプション型のビジネスを通して継続的にユーザーとコミュニケーションする重要性を体感する。 サブスクリプションマガジン編集長。