さらに、3つのコースの中からレギュラー/スーパーの個数割合を選択します。
一通り入力が完了した後には、今月分と次回以降の配送についての説明画面が表示されます。
その後の画面ではユーザー情報を登録すれば完了です。
ここで注目したいポイントとしては、クロスセル商品の訴求。
クロスセル商品のラインナップとしては2種類と非常に少ないものの、すでに商品選択が完了し、後はユーザー情報の入力のみ、というタイミングでの訴求はユーザーも財布のひもが緩んでいる状態のため、ついで買いが見込めます。
この方法はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
CORAでは販売チャネルを自社ECだけに限定しておらず、全米の200以上の量販店チェーン店やそのオンラインショッピングサイトでも購入が可能となっています。
自社チャネルだけとなると、やはりリーチできる層が限られてしまう不安がつきまといますが、販売チャネルを自社以外の範囲にも拡大し続けることで、スタートアップベンチャーながらも成長性が期待できます。
CORAといえば、社会貢献活動に力を入れていることでも話題を集めています。
タンポン1箱が売れるごとに、1か月分の生理用ナプキンをインド国内の恵まれない女性たちに寄付する取り組みをインドの現地団体と共同で行なっています。
また、アメリカ国内での梱包・発送作業についてはコロラド州にある元受刑者や薬物依存患者、ホームレスのための職業訓練施設Mile High Workshopに委託しています。
消耗品分野ではそのブランドの商品を購入する理由付けが重要となってきます。
CORAの商品を購入することで、社会貢献にもつながる、という点もユーザーの購買理由の一つに結び付いているのかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今回のポイントは以下の3点です。ぜひ参考にしてみてください!
①クロスセルのタイミング
②販売チャネルの戦略
③買わせる理由づけ