世界のアプリ市場サブスクが牽引、非ゲーム上位5位がサブスクアプリに

AppAnnieは、2018年のモバイル市場の振り返りと2019年の市場予測を『モバイル市場年鑑2019』を発表しました。
2018年の全世界でのダウンロード数は194億件、アプリストア消費支出は1010億ドルとなりました。

ゲーム以外のアプリは2016年と比較して120%増加。
主にアプリ内サブスクリプションに支えられているとしています。

サブスクアプリの成長推移

2018年の非ゲームアプリの消費支出上位では、1位がネットフリックス、2位がマッチングアプリのTinder、3位が動画配信のTencent Videoとなっており、いずれもサブスクリプション課金の形式をとっています。

また今後、非ゲームのアプリ支出はアプリ内サブスクリプションにより、2022年には2017年と比較して750億ドルの増加になると予測しています。

2018年12月にネットフリックスがiOSのアプリ内でのサブスクリプション契約の受付を停止し、話題となりました。
これは、Appleの手数料を回避するため、と言われています。

AppAnnieは、「大多数のパブリッシャーは、iOS App Storeのシンプルかつスムーズでセキュアな決済チャネルがもたらす総市場規模の方が、手数料の回避で得られる収益より重要」「顧客との直接取引がうまくいくのは、最大手のブランドに限られそうとコメントしています。

吉澤 哉
プロデューサー、プランナーとして商品のブランド化・ファンの獲得を目的に各種ブランドサイトを構築。サイト制作だけでなく、イベントのプランニングを多数実施。 大手ECサイトの総合ディレクションやUI改善を担当。 イベントのノウハウで、常にリアルマーケティングを意識した制作をするプロデューサーとして支持される。 テモナ株式会社 PR担当